「コレクティブハウスかんかん森」見学

先週の土曜日(1/20)、かねがね一度見学してみたいと思っていた日暮里にある「コレクティブハウスかんかん森」に行って来ました。

コレクティブハウス?それな~に、という人も多いかもしれません。そうなのです、まだ日本では馴染みの薄いハウスなのです。でも今後確実にこの形態のハウスは増えていくと思っています。ということで、ここで少しだけ今回見学してきた「かんかん森」を紹介します。

まず最初にコレクティブハウスについて・・・
コレクティブハウスとは、集合住宅の中に共有スペース(リビング、ダイニング、キッズルーム、園芸コーナなど)を設け、そこを入居者が自分の部屋の一部として利用する居住形態。このコレクティブハウスの考え方はスウェーデンが発祥の地らしい。
(訂正・・・発祥の地はイギリスだそうです。失礼しました。1/27)

でも日本の長屋もなんとなく相互扶助精神に富んだ入居軍団ハウスということでは、似ているような気もします。ちなみに、このブログで毎度紹介している外国人と日本人の異文化共生住宅もある意味では、コーポラティブハウスかもしれません。

さて「カンカン森」ですが、やはりさすがと言うか、NPO法人がしっかり当初より企画・運営等を補助してきただけあって素晴らしい内容でした(入居者の方達もNPOの援助が大きいと言ってました)。

「カンカン森」は2003年6月に竣工し入居が始まったのですが、第1回入居説明会はなんと2年以上も前の2001年2月なんだそうです。それから定例会が開かれ、そのなかで設計プランや運営にあたってのルールなどが何遍も何遍も話し合われ、「日本初のコモンミール」もこうしたミーティングの中から生まれたそうです。

現在は居住組合というのがあり、その中でいろいろと決めていくそうです。決めていくといっても多数決ではなく、皆が納得いくまで話し合う合意制とか。

いろいろな決め事や当番があります。

・コモンミール当番(簡単に言うと食事当番)・・1回/月・・・3人当番(PM2時から買出し、4時から 調理スタート)
  (コモンミールは3回/週)
 *食事代がとにかく安い!! 平日300円、週末500円  
  (ちなみにこの日私もご馳走になりましたが、とても美味しかったです。特別サービスで大吟醸の晩   酌付でした。ほんとうにありがとうございました。) 

この続きはあとで・・・

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る