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外国人による日本語弁論大会
- 2008/8/4
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昨日(8月3日)、教育テレビで「2008年度 外国人による日本語弁論大会」の放送がありました。
過去にも何度か見たことはありますが、ほんと勉強になります。
印象に残った話はたくさんありましたが、特に「なるほど・・」と思ったものは・・・。
●自分の国にはない、無料のサービス・・・
ホンコン出身の人でしたが、母国や今まで滞在した他の国では「無料のサービス」は受けたことがなく、親からも、学校でも「物、そしてサービスは全て有料で、無料のものなどこの世にはない」と教えられてきた。そして現実にそうだった。
しかし、日本に来たらそれが一変。
無料のサービスをあちこちで見かけたり、提供された。
しかも、内容が劣悪なものではない(ホンコンでも無料のものがまったくないわけではないが、それはとても有料にでき物ばかり。
草津温泉に友達と行ったときに、無料の温泉に入ることができた。
入り口には「感謝のお礼に無料しています・・・」といった内容のことが。
「ここに日本、日本人の考え方を垣間見ることができた」と話を纏めていた。
●コンビニの廃棄処分に疑問
コンビニ店で働くバングラディシュ出身の学生さんが、賞味期限切れで処分される食材に疑問を抱いている。
その一番の理由は、廃棄される食材の生産地の多くが食糧難で苦しんでいる国だからである。
日本人の「思いやりの気持ち」を忘れないで欲しいと訴えていた。
●食べ物番組が多い飽食時代の日本
モンゴル出身の女学生さん
とにかく、日本のテレビ番組には食べ物のが多い。大食い番組、美食番組など。
お金さえあれば、誰でも、なんでも、どれだけでも食べれる、それが今の日本。
「でもそれでほんとうに美味しいのですか」とは彼女の提言。
●島で頑張る留学生
過疎の島で漁業を手伝う留学生。
若者、ばか者、よそ者を受け入れる孤島。じつはおかげさま、お互い様を実行する島だった。
●日本とアメリカの学校教育の違い
学校で歯磨き、アメリカではありえない。これは親が教えるもの。でもこれは重要な集団教育(他者とのかかわりや協調性を養う)のかもしれない。
修学旅行、これもアメリカにはない制度。
日本では、学校、先生、親、そして子供も参加して、皆で協働してみんなが楽しめるように、上手くいくように、グループに迷惑をかけないように、そんな教育がこの中でなされる。
アメリカにはない教育方法。