第7回JPM留学生インターンシップ修了式

第7回JPM留学生インターンシップ・修了式
(公財)日本賃貸住宅管理協会・国際交流研究部会(荻野 政男会長)は9月27日、JPM留学生インターンシップ制度・修了式(発表会)を開催します。
日本の不動産会社の実務を現場で体験してもらい、外国人留学生(大学生・大学院生・専門学校生等が対象)の就職活動を支援する本制度では毎年、修了発表会を開いています。所定のプログラムを修了した学生と受け入れ企業の担当者たちが一堂に会し、インターンシップ期間中のさまざまな体験や成果などを報告し合うと共に、学生には晴れて修了証書が授与されるという行事です。
7年目となる今回は留学生の国籍が大きく広がったことに特徴があります。これまでは中国籍・韓国籍が大半でしたが、ここ1~2年は経済発展著しい東南アジアからの留学生が急増。今年はベトナム・ネパール・ミャンマー・カンボジアを含む総勢25名が参加し、当協会の会員企業18社(東京・京都・仙台)の職場に赴きました。
東南アジア諸国が増えた背景には、日本の不動産賃貸業界による新たな海外進出戦略(アウトバウンド)と在住外国人の賃貸需要(インバウンド)を狙う国内営業戦略があります。日本企業の進出が加速しているベトナムやタイなどでは日本人駐在員向けの住宅供給、そして日本留学がブームのベトナム・ネパール人に向けた住まいの提供といった取り組みが始まっているからです。
当協会の受け入れ企業については首都圏から始まり、一昨年より京都の不動産会社数社が受け入れを開始。今年は初めて仙台でも4名の留学生が参加しました。インターンシップ開始前には事前の研修会(留学生と企業の初顔合わせ)を東京(7/2)・京都(7/9)・仙台(7/16)の3都市で開催しており、来年以降はさらに他の都市へも広がるものと予想されます。
来たる修了発表会(9/27)では留学生たちから研究成果物(日本と母国の比較文化論、他多数)の発表があるほか、教え子をインターンシップに送り出した大学の担当教授の先生方も来賓としてご出席いただきます。

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