3.11後の多文化家族~未来を拓く人々~

3.11後の多文化家族~未来を拓く人々~

「あれから人々は、どのように生きてきたか。特に社会のマイノリティとみなされてきた外国籍住民、国際結婚女性、難民申請者、認定者、無国籍者、そして孤立した高齢者や障害者が、大震災後をどう受け止め、支援活動に赴き、どのような関係を結ぶに至ったのか、変わり始めた”多文化家族”の様相を伝える一冊が完成しました。(明石書店)

 

12名の共著者によって執筆された、『3.11後の多文化家族~未来を拓く人々~』が3月1日、明石書店より出版されます。

今行っている”ふくしま国際メディア村”の活動を中心に、本書である第二章で『変わる被災地、いわき市のコミュニティ・・・絆をどう紡ぐか』を書かせて頂きました。(荻野)

【執筆者】

第1章:被災地市民の歴史/金澤宏明

第2章:変わる被災地いわき市のコミュニテ/荻野政男

第3章:多文化家族を感じる/リリアン・テルミ・ハタノ

第4章:家族とつながる/荒井幸康

第5章:県営いちょう団地にみつ多文化家族の動き/長谷部美佳

第6章:外国人妻の被災地支援/李仁子

第7章:多文化家族の課題と可能性/武田里子

第8章:多文化「共有」の視点からみる/李ほひょん

第9章:多文化空間の人口移動分析/郭潔蓉

第10章:未来を拓く多文化家族/川村千鶴子

『3.11後の多文化家族・・・未来を拓く人々』(単行本)

・編著者 / 川村千鶴子(大東文化大学環境創造学部教授)

・出版社 / 明石書店

・発売日 / 2012年3月1日

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