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不動産業界の現状と未来について(異業種交流会)
- 2000/5/4
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「不動産業界の現状と未来について in2000」
お付き合いのある異業種交流会からのお誘いでセミナーを開催しました。今回は「不動産業界の現状と未来について」というテーマでお話をさせていただきました。
(1)不動産業者の現況
1.不動産会社は全国に12万社
2.零細業者が大半で従業員数3人以下が全体の約9割
3.集客方法は店舗入り口の貼り紙に頼り、ひたすら待つ
(例 大阪の不動産会社の場合)
(2)これからの不動産会社
1.集客方法が一変する(IT革命により攻めの営業、集客方法)
現地を見に行かせなくても、90%以上の情報をインターネットにより提供するようになる。
2.不動産業は情報産業、広告代理店化する。
3.不動産業者は物件情報のみならず、周辺情報、生活情報、コミュティー情報も提供するようになる。
4.インターネットによるカスタマーサービスが始まる。
(クレーム受付、Q&A,お隣さん情報等)
(3)E-mailの活用
1.相手と直接連絡が取れる
電話ですとどうしても相手の時間を奪うようになってしまいます。相手がいなかった場合伝言を頼み、それを受けた人はそれをメモしたり、これが正確に忘れずに伝えられば問題もないのですが、間違ったり、忘れたりしたら大変です。
でもメールであれば、相手の作業を中断されることもなく、メールも保管しておけば、必要なときいつでも取り出せます。
2.細かい情報も正確に伝えられる
メールですと、文書はもちろん、ファイル(文書ファイル、表計算ファイルなど)も送れます。他の人からのものを転送することも瞬時に出来ます。写真も送ることが出来ます。
3.複数の人に一度に送ることが出来る
世界中どこの人にでも、数秒で、何人にでも1回10円で送ることが出来ます。
4.いつでも送ることが出来る
相手の都合を気にする必要がないので、24時間いつでも発信することが出来ます。
当社での利用
社内連絡用 (家賃査定→チェック→清書)
入居者への連絡、応答(解約の連絡、クレーム)
ホームページでの問い合わせに対する返答、やり取り
(4)Homepageの活用
1.集客アップ
現在月間アクセス数はトップページビューで80,000件くらいで、問い合わせは約200件成約は20件程度です。
2.情報収集
欲しい情報が瞬時に入る
3.情報交換
メーリングリスト等を利用することにより日本全国、世界の人とも情報交換が出来る。
4.会社案内
自社の会社案内を出しておくことにより、広告宣伝になる。
イチイのホームページ(ichii-re.co.jp)
<自社サイトの作成に至るまで>
1996年4月 自社ホームページの作成に着手
1996年7月 自社ホームページ開設
(主な内容:会社概要及び外国人向け賃貸情報)
1997年1月 「賃貸物件情報」掲載
1998年1月 「社員紹介」開設
1999年4月 ホームページリニューアル
1999年11月 「ガレージセール」開設
2000年1月 「特選物件の紹介」開設
2000年1月 「週刊 全国賃貸住宅新聞(1/3発行)」の「優良ホームページベスト10」にて第2位に
2000年3月現在 トップページのリクエスト件数22,488件/週
総リクエスト件数86,878件/週
(以上、2000/2/27~3/4の1週間調査)
<自社ホームページの内容>
- 通常の賃貸物件に関する情報
店舗別のホームページ
一物件ごとのホームページ
- 店舗の案内
スタッフの紹介
- 外国人向けコンテンツ
部屋の探し方、契約についての情報
物件の地域情報
掲示板
日本のアパート・マンションについて など
- 物件コンテンツ
長期滞在型
短期滞在型(マンスリーマンション)
コミュニティーマンション(外国人との共住型マンション)
ペットマンション(ペット共住型マンション)
ホームスティー(準備中)