80世帯の外国人ハウス
イチイ産業株式会社 荻野政男
今日、急速な国際化に伴ない世界各国から来日される外国人の数は増え続けておりますが、彼らが日本に滞在する上での問題の1つに「住宅確保の問題」が挙げられます。外国人であるという理由で部屋を紹介してもらえなかったり、礼金、更新料、日本人の保証人の工面など、自国では聞き慣れない、日本独自の習慣に彼らは大変苦労させられます。
一方、今の日本の不動産賃貸市場はどうかといえば、少子化などの影響を受け、一部大都市を除いては空家が目立ち始め、供給過剰の状態に入って来たのではないでしょうか。
弊社では、益々増える外国人入居需要と空室問題を効率よく解決すると共に、真の国際化や国際交流を視野に入れたコミュニティー空間の提供と、新しい時代にふさわしい賃貸借システムの推進をしております。
外国人ハウスとは
古きよき日本にはどこにでもあった八っさん熊さん長屋、そこでは味噌・醤油の貸し借りなどの助け合いがあり、住人同士の交流があり、家族的な暖かい人間関維持されていた。
1.契約期間・・・1ケ月からの定期借家契約ですので、短期旅行者にもご利用いただけます。また、長期滞在も毎月再契約することで可能になります。
2.敷金・礼金・・・敷金・礼金という形ではなく、保証金として、最初に2万円だけいただきます。
3.光熱費・・・家賃に含まれています。
4.部屋のタイプ・・・個室ですが、キッチン、リビングルーム、シャワー、トイレは共同になります。
5.家具・・・共同のリビングやキッチンにはソファー、テーブル、大型の冷蔵庫、テレビ、食器等を用意します。個室には基本的には布団を用意し、その他の備品(テーブル、小型テレビ、小型冷蔵庫等は家賃の設定によってアレンジします。
6.家賃・・・キッチン、シャワー等が共同ということもあり、比較的リーズナブルな価格を設定します。
7.対象者・・・日本と海外との文化交流という目的が根底にあるため、日本人と外国人の割合が半々になります。
《その他》
*保険・・・J&Fアパートメントとゲストハウスは、お客様が短期で入れ替わるため、個人に対する保険加入への要請が困難です。このような問題を解決するには、TLC共済の入居者向け火災保険をお勧めいたします。これは各居室に対して保険契約を締結するものです。また、家主向け家賃保険(TLC共済)は、安定した家賃収入をお考えの家主様にJ&Fアパートメントとゲストハウスの運営における月々の家賃収入の一定額までを保証します。
*リフォーム・・・通常のアパートやマンションのように、お客様の退室毎に行われる室内リフォームはいたしません。J&Fアパートメント、ゲストハウスの入居者には、各自退室時に清掃していただきます。
以上が、弊社における外国人向けの賃貸プランです。現在、弊社で運営中のアパートメント、ゲストハウスは、それぞれご好評をいただき、オープン以来ほぼ満室という実績を上げております。
このようなプランにご興味があられる、もしくは現在空室に困っている物件をお持ちの管理会社様、オーナー様はぜひ、弊社までご連絡下さい。