Q21.「ごみの出し方」を守ってもらうよい方法はありますか。
- 2005/10/7
- Q&A
Q21.「ごみの出し方」を守ってもらうよい方法はありますか。
A21.日本語を理解できないのが原因である場合が多いので、役所の対訳付き冊子を活用しましょう。
ごみの出し方は、外国人入居者と近隣間のトラブルで最も多いものの一つです。しかし、「ごみの出し方が雑だ!」「分別をしない」「収集しない曜日に出す」などの苦情は、外国人がだらしないのではなく、日本語を理解できないのが原因である場合がほとんどです。外国人が入居する際には、ごみを出す曜日や場所、粗大ごみの出し方などをきちんと伝えておくことが大切です。さらに、ゴミ袋の指定がある地域では、ゴミ袋の販売店など購入方法も伝えてあげるとよいでしょう。
多くの市区町村では、外国人が暮らしていく上で必要な情報を集めた冊子(対訳付き)を作成しており、ごみの出し方についても詳しく説明しています。あわせて、ごみ収集場や住宅の壁などに貼ることができるチラシを作成している自治体もあり、これはごみを出す際に直接確認できるので非常に便利です。これらの冊子は通常、役所で無料配布されています。できれば、これらの冊子やチラシを入居時に渡せるよう、あらかじめ入手しておくとよいでしょう。
●目につくところに「ゴミだし注意書き」の貼り紙
室内、廊下、階段、台所、玄関周りなど、目立つところに「注意書き」の貼り紙をする。
*貸し室玄関内側なども効果的でしょう。必ず見るからです。