異文化共生住宅 co-lifestyle

Q25．他の「入居者とトラブル」にならないために注意すべきことは？
A25. 近隣にあらかじめどのような外国人が入居するのかを伝え、ごみと騒音問題には特に注意を促します。
隣家などに対して外国人入居に理解を求め、あらかじめどのような外国人が入居するのかを簡単に説明しておくとよいでしょう。その外国人がどのような人であるかがわかっていると、それだけで安心感が生まれるからです。ただし、プライバシーの問題もありますので、引越し時に日本語訳付きの自己紹介を書いたカードを本人に用意してもらうのもよいでしょう。
他の入居者や周辺住民との間で特にトラブルになりそうなのは、ごみと騒音の問題です。(1)ごみは決められた曜日に出すこと、(2)早朝や夜間は特に騒音に注意すること、の2点は入居前に充分に説明しておきましょう。騒音の問題は外国人だけでなく、日本人間でも多いトラブルです。特に外国人に対しては、言語の違いから他の入居者が違和感を覚え、話し声にも敏感になりがちです。夜間の友人との会話や国際電話などには注意を促してください。

●友人を自宅に招いて近隣に迷惑をかけそうだなと思ったら…
　あらかじめ隣や上下階の入居者に、一言あいさつをしておくようにアドバイスしましょう。状況がわかると、「今晩は友人が訪ねてきているのだな…」と住民は安心感から、音に関する感じ方がずいぶん違ってくるはずです。