外国人対応不動産業者向けQ&A 「支払能力」はどのように判断すればよいでしょうか。

Q33.「支払能力」はどのように判断すればよいでしょうか。
A33.就労資格の有無や勤務証明書、給料支払い明細書、身分証明書などを参考にしてください。
入居申込者の勤務証明書を求めるか、勤務先に電話をするなどして在籍の有無を調べます。就労できる在留資格の有無は、外国人登録証などで確認できますが、必要があれば「就労資格証明書」の提出を求めてもよいでしょう。就労できない資格の場合は、許可された活動以外の資格で活動をする許可を与えられた「資格外許可書」の提示または添付を求めます。収入の有無は、源泉徴収票や確定申告の写し、または給料支払い明細書を勤務先から発行してもらうとよいでしょう。そのほか、日本人同様に、学生証、運転免許証、健康保険証なども重要な身分証明書です。特に日本の運転免許証を取得している人は高い日本語能力が期待でき、また健康保険証を持っている人は日本での生活が根付いていると考えてよいでしょう。仕送りで生活している場合は、月々の預金通帳の記載事項(残高)、銀行から発行された送金明細書等で判断することになります。

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