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『ふくしま国際メディア村』開村のごあいさつ
- 2011/6/10
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『ふくしま国際メディア村』開村のごあいさつ
東日本大地震、それに関連する被害にあわれた方に心よりお見舞い申しあげます。3.11大震災は地震だけに止まらず津波、原発、そして風評という災害まで引き起こし、東日本に甚大な被害を与えました。あの日から3ケ月が経過するわけですがいまだに復興どころか復旧さえ思うように進んでいないのが現状です。
いま必要なことは、批評や批判ではなく自分にできることを躊躇することなく全力でやること、それがポジティブ行動の連鎖を生み、いわき・福島、東北そして日本復興の推進力になると信じております。
「いま自分達にできることは何か?机上より行動」と意を同じくする者が集まり、地震、津波、原発、風評の4重苦に喘ぐ“いわき”を情報発信地と定め、日本の復興を応援・気遣う海外メディアの活動支援を目的とする『ふくしま国際メディア村』をいわき市・市営長町公園(いわき市内郷御厩町4-64)内に6月10日開村いたしました。
今回の拠点となる“いわき市”ですが、中心地は福島第一原発から約50Km離れています。しかしながら北端が第一原発から30Km圏に入るため、いわき市全体が「危険エリア」と思われてしまいました。「いわきは危険」という風評はあっという間に広がり物流だけでなく農作物、水産物などありとあらゆるところに深刻な被害をもたらしております。
いわき市が広大な面積(東京23区の2倍)を有していることを知っている人がなんと少なく、かつ正確な情報が発信されなかったことか。これが風評を招き大きな被害を導いたのです。これはいわき市だけの問題ではなく、世界的には日本全土が危険エリアと目されていて、そのために風評被害が出ています。
メディア村では海外ジャーナリストに迅速かつ正確な情報、そしてなりより生の情報を世界に発信してもらい、そのお手伝いを私たちがしていきます。スタート台に立ったばかりのメディア村ですが多くの方から期待を寄せられております。皆様のご理解とご支援を賜りいわき、福島、東北そして日本の復興のために皆様と一緒に頑張って参りたいと思います。
ふくしま国際メディア村