『台湾人の歌舞伎町』

まち居住研究会のリーダーである、稲葉佳子氏と映画監督青池憲司氏の共著『台湾人の歌舞伎町』が、今日届きました。手にしたばかりなので、まだ全部読み終えていませんが、歌舞伎町の生い立ちや歴史が興味深く綴られています。これは二人の地道な取材と調査の賜物。新宿の戦後史であり、貴重な時代証言です。素晴らしい本です。歌舞伎町に興味のある方は、紀伊國屋書店から出されてますので手にしてみてください。
余談ですが、時期を同じくして、当社でも新宿を紹介するホームページをリリースし始めたところでした。こちらは、今の新宿を紹介。yokoso新宿【著者】
稲葉佳子(いなば・よしこ)
1954年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師、博士(工学)。都市計画コンサルタントを経て、2008年よりNPO法人かながわ外国人すまいサ
ポートセンター理事。2012年から新宿区多文化共生まちづくり会議委員。著書に『オオクボ 都市の力――多文化空間のダイナミズム』(学芸出版社)、『外国人居
住と変貌する街』(共著、学芸出版社)、『郊外住宅地の系譜――東京の田園ユートピア』(共著、鹿島出版会)ほかがある。

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