外国人居住白書・在日ブラジル人・インド人の住宅事情

日本賃貸住宅管理協会・国際交流委員会で調査研究しています「外国人の居住実態」が白書として纏められ、近日出版されます。

今回が第1号で在日ブラジル人・インド人の住宅事情について纏めてあり、3月中には完成するらしいです。

 この白書は外国人への賃貸を考えている不動産オーナーや不動産業者に、在住外国人の居住実態を知ってもらい、外国人入居に役立ててもらうことを目的に「国際交際交流委員会」と「まち居住研究会」(外国人と日本人とのより良い共生を考える市民グループ)のメンバーが協同して纏めたものです。

「部屋を借りてもらいたい」と思っても、言葉や習慣の違いから二の足を踏んでいるオーナーや不動産業者はたくさんおります。一方、「なかなか部屋を貸してもらえない」と悩んでいる外国人もたくさんおります。賃貸住宅そのものは供給過剰の状態にあり、空室は増加の一途です。「空室があっても貸すことができなく、借りたくても貸してもらえない」と、いびつな構造になっているのが現状です。

 「なぜ外国人賃貸が円滑に進まないのか」、「なにが家主を不安にさせているのか」、「どうすれば進むのか?そのために必要なものは何なのか」などいろいろと調査や研究を重ね、平成15年12月には不動産オーナーや不動産業者向けに『外国人居住安定のためのガイドライン』(外国人賃貸マニュアル書)の発行も行いました。

 外国賃貸をされに進める上でより多くの外国人居住に対する情報と知識の提供が必要なのではないかと感じ、経済発展著しいBRICS4ケ国の中で日本に30万人以上もいるにも拘わらず一般にはあまりその居住実態が知られていないブラジル人。そしてIT関係で世界を席巻しているインド人が多く住むエリア(ブラジル人…群馬県太田市・大泉町。インド人…千葉県西葛西)を調べて纏めたのが今回の白書です。

 ぜひご期待下さい!

 これについてのお問い合わせは下記まで・・・

 ウエルカム賃貸
 http://www.jpm.jp/welcome/

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