留学生と就学生の差
- 2005/12/9
- メディア・講演
「留学生と就学生の違いについて」メンバーに情報を求めたところ、
韓国人留学生の達人より下記のようなメールが届きましたのでご紹介いたします。
留学生と就学生の差が特別にあるわけでなく、ビザの種類によって分けられています。
基本的に就学生とは言わなく、みんな留学生と呼ばれていてその中に留学ビザ、就学ビザの種類が決められてあります。
そもそも留学という意味は外国で勉強することを意味し、就学は学問を修めることを意味しますので
日本に勉強のため来ている外国の人はみんな留学生と呼ばれています。
就学ビザ
① 一般日本語学校に入学する人達のためのビザ。
② 6が月、1年、格期間を定めて後で延長できる。(ただし出席率、または成績が悪かった人にはビザが発行されない可能性が高い)
③ アルバイトが一日4時間ぐらいで限定されている。
④ 交通費の割引ができない(学校によってはできるところもある)
⑤ 最長1年間のビザが発行され、就学ビザでは2年間まで日本にいられる。(後は進学して留学ビザを取得しない限り日本にいられない)
留学ビザ
① 専門学校、専門学校付属日本語学校、または大学校に入学するとき発行される。(文部省の許可を得た一部の日本語学校も取得できるとこがある)
② 1年、2年 特にビザの有効期間が定められてない。(出席率と成績率はあまり関係ない)
③ アルバイトが一日4時間以上可能
④ 交通費の割引ができる
⑤ ビザの期間が特に定められてない日本で勉強する限りいつまでも発行される。(ただし留学ビザを持っているものが就学ビザを取得するのは不可能)
実際2種類のビザの差はあまりありません。
ただ留学生ビザのほうが交通費の割引があり、アルバイトの時間がちょっと長いだけでみんな留学生なのは間違いありません。
ただし留学ビザは文部省から許可が降りたところしか出ませんので形式的には就学ビザよりレベルは高いと思えばいいでしょう。
また韓国では就学ビザより留学ビザの高確率が高いけどあまり意味はありません。