安全作業マニュアル 原状回復工事

4原状回復工事

安全作業マニュアル

◇退室後原状回復工事作業時の使用とその手順

1.入室前に、本人の手のひらに消毒用エタノール(濃度 70%~83%)を吹きかけ、手のひら、指にまんべんなく擦り込む。そしてマスクを付ける。次に軍手を装着する。
2.建物にエレベーターが設置してある建物は、次亜塩素酸ナトリュウム消 毒液を少量、布又はティシュペーパーに吹きかけエレベーターのボタンを拭いてから利用する。他の消毒していない箇所には触れない。
3.居室に入る前に、次亜塩素酸ナトリュウム消毒液を少量、布又はティシュペーパーに吹きかけ呼び出し器・ドアノブを拭いてから入室する。※マスクの着用は忘れずに着用
4.本人は、室内に入り、まず本人用のスリッパの裏面を消毒して、室内に上がります。室内のすべてのドアノブ、窓の鍵、スイッチ類などを次亜 塩素酸ナトリュウム消毒液を少量、布又はティシュペーパーに吹きかけ 消毒を行う。窓の鍵を消毒してから窓の開閉は行う。すべて開放したほうが良い。
5.資材道具を運び入れ、原状回復工事を行う。作業によって下請け・協力 会社がある場合も1~4の消毒作業は同様とする。
6.室内のクリーニング作業で塩素系の使用が認められていないもの(変色や 色落ち)には注意する必要がある。その場合は、アルコール消毒に切り替える。
7.作業の途中(休憩・昼休み等)または業務の終了時にマスクやゴーグルを 外す場合は、先に手指をアルコール消毒してからゴーグル・マスクの順で外す。また軍手を装着している場合は、軍手を外し、手指をアルコー ル消毒してからマスク・ゴーグルの順で外すこと。
8.室内の原状回復工事の作業が終了したら、室内の窓を閉め施錠したら、 室外に出る前に本人用のスリッパの裏面を消毒し、本人の靴の裏面を消 毒してから外室します。室外でドアノブを次亜塩素酸ナトリュウム消毒 液を少量、布又はティシュペーパーに吹きかけ消毒し施錠する。その後 に手指をアルコール消毒して、次にゴーグルを外し、次にマスクを外します。また軍手を装着している場合は、最初に軍手を外し、洗濯用ビニ ール袋に入れ、次に手指をアルコール消毒してから、ゴーグル・マスク の順で外すこと。
9.ドアの施錠後、鍵は次亜塩素酸ナトリュウムで消毒し、返却します。
10.建物にエレベーターがある場合は、2同様の手順とする。
11.1~10の手順で使用した布やティシュペーパーは、持参したビニール袋 に入れ持ち帰り廃棄処分とする。軍手は洗濯用ビニールに入れ、持ち帰 り洗濯(塩素系洗剤)します。消毒作業の手順は、この順番とすること。この順番を間違えると自身への消毒の意味がなくなります。
12.事務所や自宅に戻り、本日原状回復工事の作業で使用したペン・ファイ ル・カバン・道具類またはノート PC・タブレットなども消毒して終了すること。

制作:㈱イチイ 荻野

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