安全作業マニュアル
このマニュアルは、営業における内見時の消毒作業と退室時の立会いおよび退室後クリーニングの作業時・原状回復工事の作業時の消毒のやり方を安 全性をもって行うためのマニュアルです。
消毒液
消毒は保健所の指示に従って実施することが望ましいですが、緊急を要する場合には、手指が頻回に接触する箇所(デスク・PC・ドアノブ、スイッチ 類、手すり等)を中心に、アルコール消毒(消毒用エタノール(濃度 70% 以上))又は次亜塩素酸ナトリウム(濃度 0.05%以上)で拭き取り等を行います。
COVID19などのコロナウイルスは、消毒成分濃度は大変重要で、成分濃度以下のものでの消毒は、消毒にはならない、いわゆる無効能と一緒であるということです。
成分濃度で注意する必要があることは、次亜塩素酸ナトリュウムを自社で作る時です。次亜塩素酸ナトリュウムは、塩素成分が 紫外線により分解されてしまうため、1日(24時間)で成分は分解してしまい 消毒成分はなくなります。
例えば、ペットボトル(水2l用)で大量に作る場合は、紫外線を防御するためアルミホイルで全体を覆うことで、約 10 日間 は成分は変化(約 90%を維持)しません。
また保管は冷蔵庫が最適です。小分けして使用する場合は、1日で使用する分を小分けして使用します。
消毒液の小分け
消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリュウムは、営業時の内見用の小分け・退室立会時の小分け・退室クリーニング作業用の小分け・原状回復工事の小分け等その使用目的と使用量により、小分けスプレー容器を準備して使用してください。
なぜ消毒液を使用するのか
十分な手洗い、又は洗剤での手洗いで、手についたバクテリアや雑菌やウイルスは、90%除去されます。
24時間これを連続で続ければ消毒は必要ありません。人は1日24時間の中で色々な生活環境が1秒1分の間で生まれます。
手洗いと手洗いの間の1時間で、もし手にウイルスが付着した場合、この1時間でほとんどの人が口や鼻や目などの顔を触る回数は20回以上です。
自分では知らないうちの行動です。
この1時間でウイルスは口や鼻や目から入る確率が非常高いため、ウイルス付着物を消毒しておく必要があります。
制作:㈱イチイ 荻野